目次

国際興業バスは、2023年11月1日(水)に東京地区の運賃改定があります。
国際興業バスHPでは案内が出てますが、複雑で分からない方も多いのではないでしょうか。

国際興業バスの運賃値上げについて調べたけど、
鉄道職員の私が見ても分かり難い!
今回はなるべく分かりやすく、スッキリさせた内容でご案内します!
・東京に住んでいて、国際興業バスを利用している。
・定期券の更新が迫っているが、何を買えばいいのか分かならい。
・会社の交通費の経費精算時に、うまく説明できない。
・自分の住んでいるエリアが値上げするか知りたい。
運賃値上げ日
2023年11月1日(水)始発から
運賃改定エリア
東京都内の路線バス全線(東京都と埼玉県をまたぐ路線の東京都内区間を含む)
東京都交通局・関東バス・西武バスとの共通定期券・「彩京のびのびパス」は除きます
⇩下図の東京都内の駅を発着するバスです。

運賃値上げ理由
詳しいことはこちらに記載がありますが、人に読んでもらうつもりが無い文章なので難しいです。
簡単に要約すると「少子高齢化やマイカー・自転車利用者が増え、更にコロナで売上減少。在宅勤務とかでバス乗らない人増えて来た。運転士不足だし人件費や燃料費は増加傾向。国土交通省に運賃値上げしていいか聞いたらOKだったから、値上げする!」です。
国際興業バスのみならず、関東のバス会社ほとんどが最近値上げしてますので、その流れです。
値上がり額
+10円~20円です。
区間によって値上がり額は違います。
値上げ後の運賃
現在、東京都で220円で乗れているバスが、230円に値上げする。
(こう覚えておけば間違なし!)

⇩他にも国際興業バスHPで公開してる主な区間の変更点です。
(黄色くなってる部分が220円⇒230円になります。)








「IC定期券(通勤・通学)」と「ばすく~る365」の変更
そもそもIC定期券とは
・(例)210円の定期券を購入した場合、国際興業バスどんな路線でも210円まで乗り放題。
・240円区間を乗った場合は、差額の20円をチャージから自動引きさり。
という「金額式」の定期券になりますので、電車の「区間式」とは違います。

値上げ後のIC定期券(通勤・通学)は?

例)220円のIC定期券を持っていた場合…
11/1以降は「230円に値上り」しますので、毎回使用時に10円がチャージから引かれます。
チャージ額が0円だと、エラーで止められてしまいます。
必ずチャージしておきましょう!
対応① 現在の定期券をそのまま利用
毎回、10~20円をチャージから引き去りながら使用します。
何も考えること無く、そのまま対応できるので一番楽です。
ただ、チャージ額は常に気にしましょう。
220円⇒230円区間に変更の場合、更新時は新たに230円の定期券を買わないとダメです!
うっかり220円定期のまま更新すると、ずーっと20円引かれる生活がまた続きます。
定期更新する場合は、新料金のIC定期券を新規で買いましょう‼
対応② 払い戻して買いなおし

会社員の方で経費精算を求められる方はこちらが良いと思います。
手数料無しで払い戻せます。
払い戻し後、新料金のIC定期券を新規でそのまま買いましょう。
新しいモットクパス金額表

「ばすく~る365」の「買いなおし」について

共通定期券(紙式)について

電車の定期のように「A駅⇔B駅」までの区間定期になります。
運転士に「見せる式」の定期券です。
東京都交通局・関東バス・西武バスとの共通定期券は、運賃改定日をまたいでも、有効期間終了までは、そのまま利用いただけます。
回数券・1日乗車券など
種類 | 現行 | 11月1日以降 |
IC都区内一日乗車券 (バス車内で交通系ICカードに発売) | 700円 | 変更無し |
回数券 | 50・90・110円券 | 変更無し |
まとめ
✅値上がり日
2023年11月1日(水)
✅値上がり額
+10~20円
※都区内のバスが230円に運賃改定
✅IC定期券の対応
①チャージ額から毎回引き去り
②払い戻して買いなおし
✅紙式定期券の対応
①何もしなくてOK