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ミジンコは池や田んぼで生育するプランクトンの一種です。
水面近くでピコピコ動くのが見えて可愛くもありますが、アクアリストにとっては「稚魚の餌」として有名です。
活餌は食いつきもいいですし、稚魚を体格良く健康に育てることができます。
サイズが小さく栄養もあり嗜好性も高いことから、稚魚にはもってこいの餌です。近頃はメダカブームも相まって、ネットショップでミジンコを購入する人も少なくありません。
ミジンコはメダカ飼育・養殖に最適な活餌としても人気があり、ペット通販サイトでも多く取り扱われています。
ただ、そのミジンコを毎回購入していたら費用がかかってしまいますよね?
また、増やそうと思ってもグリーンウォーター(青水)・鶏糞・クロレラ・ドライイースト…
揃えられない!!
買うのはもったいない!
増やすのは大変!
それならば、取りに行けばいいのです!
ミジンコは田んぼに居るというけど、東京には田んぼが少ない‼っという方のために、
今回は、過去の経験から多摩市・府中市でミジンコ採取が出来る場所をご紹介致します!
ミジンコの発生時期
一般的にミジンコが発生する時期は、(一年中取れますが、よく取れるのが)初夏から秋です。
ミジンコは水温が高い時期にたくさんいます。
また、きれいな水より少しよどんだ水の場所にいる傾向があります。
流れがある場所ではミジンコは生きていけないので、水たまりの場所を探しましょう!
府中市でミジンコが取れる場所
新田川緑道
水辺の終着地点の池に多いです。
鯉が寄ってきて水面をバシャバシャされることありますので注意です笑
ここは蚊が多いので虫よけスプレー必須です。
府中市郷土の森公園
大きい池がありますので、どこでとれるか色々試してみて下さい!
毎回取れる場所が変わっていた印象です。
二ヶ村緑道
公園内の下流に水が溜まっている場所がありますので、そちらがオススメです。
水草が多い茂った水路のようなものもあるので、ヌカエビ・ヌマエビも過去には取れました。
たまにザリガニも一緒に取れます🦐
府中ひばり幼稚園横の田んぼ
※こちらは私有地になるので、注意です。
必ず許可を取ってから、田んぼに網を入れてください。
田んぼを管理している方がいるので、一声かけることがとても大切です。
住吉町4丁目の田んぼ
※こちらは私有地になるので、注意です。
必ず許可を取ってから、田んぼに網を入れてください。
田んぼを管理している方がいるので、一声かけることがとても大切です。
多摩市でミジンコが取れる場所
原峰公園の水場
坂の上にありますが、あまり誰にも見られない公園なので気軽に取れます!
水が溜まっている両サイドの端っこに多いです。
オタマジャクシも多いです。
きらめきの池
経験上、一番ミジンコの数が多かったのはここ!
水の新鮮さはないので赤い色のミジンコが多い印象ですが、量は稼げます!
しかし、数か月に一回のペースで清掃が行われるので、そのあとは全く居なくなります…
ミジンコ採取するときに必要なアイテム
必要なアイテムは
①目の細かい網
②スポイト(たくさんいる場合は吸ってしまおう!)
③タッパー(救ったミジンコを入れておく)
④ペットボトル(持ち帰り用)
ミジンコを採取する方法は簡単で、目の細かい網などですくうことができます。
網がなければ、ペットボトルやコップで水と一緒に汲んでも良いです。このとき、ヤゴやゲンゴロウの幼虫など、水生昆虫が入ってしまわないよう注意しましょう。
光に集まる習性を利用して、夜間にライトでミジンコを集めて採取する方法もあります。ちなみに、色が赤いミジンコは状態が良くないので避けた方が良いです。
まとめ
ミジンコに限った話ではないですがメダカや熱帯魚や金魚などの観賞魚にとって活き餌は成長や魅力的な発色をさせる為の心強い味方です。
ミジンコを与えることにより、より大きく立派な体型、体色に育てることができます。
ネット通販ですぐにミジンコを買える時代ですが、ここは無料で手に入れることのできる「採取」を楽しんでみてはいかがでしょうか!